小尾敏夫世界会長の前島賞授賞式が行われました
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小尾敏夫国際CIO学会世界会長(早稲田大学教授/電子政府・自治体研究所長)の前島密賞受賞式が都内ホテルで開催されました.
明治の指導者の1人で“郵政事業の創始者”と称される前島密氏の偉業を顕彰して創設された「前島密賞」の第62回受賞者に,国際CIO学会世界会長の小尾敏夫教授(早稲田大学アジア太平洋研究科/電子政府・自治体研究所所長)が選ばれ,4月11日に都内ホテルで受賞式が行われました.
本賞は情報通信分野の最高の功績表彰として公益財団法人通信文化協会(www.tsushinbunka.org/maejima)によって1955年に創設され,以後毎年顕著な功績者に対して授賞を行っています.本賞は情報通信分野で最も栄誉ある賞といわれています.
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小尾教授の受賞理由は,国連ITU(国際電気通信連合)におけるアカデミア(大学)の加盟制度の創設,またICT 分野の国際機関などで議長,委員長として日本の国際的地位の向上に寄与,さらにITU,APEC,国際CIO学会などを通してアジア地域の産官学ICTリーダーの育成に組織的に推進したことなどの学術的・社会的貢献が高く評価されました.
前島密氏は早稲田大学創立者の大隈重信侯の友人で,早稲田大学の前身の東京専門学校の校長も務めました.なお,小尾世界会長はすでに総務大臣賞を2度受賞しています.
今回の受賞に際し,小尾世界会長は,国際CIO学会などの活動が認められたことは素晴らしいことである,と述べました.
国際CIO学会の設立者であり,世界会長としても尽力しておられる小尾教授の前島賞受賞は,本学会にとっても大変喜ばしいことであり,今後益々のご活躍並びに御健勝を祈念申し上げます.